面接官が履歴書の学歴欄で重視するポイントをおさえることができれば、その書き方で悩むことから解放されます。
ここでは採用歴10余年のプロが面接に呼ばれる学歴の書き方を徹底解説いたしますのでぜひ参考にしてください。
【履歴書】学歴の書き方基本ルール
転職希望者の場合、一般的に学歴よりもこれまでの経験やスキルが重視されるケースが殆どです。
方で、特定のスキルや地頭の良さが求められる職種においては、学歴がライバルとの差別化に繋がることもありますので、以下の書き方に注意して、アピールすることを心がけましょう。
書き方のポイント:
- 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)のどちらかで統一
- 学歴は高校、専門学校から記載(義務教育については不要)
- 学校名は、略さず正式名称で記入し、また「高校」の場合、「高等学校」と書く
- 学部・学科・コース名などを記入し、応募職種で生かせる専攻・研究テーマはさらに細かく記入
- 中退や休学した場合、簡単に理由を記入
- 留学経験があれば、期間、留学先、学校名、専攻内容を書く(但し、短期留学/ホームステイ/海外研修をアピールしたい場合は、自由記述欄などに記入)
その他【履歴書】学歴の書き方で注意すること
学歴の書き方について良く質問されることをまとめました。
① 卒業論文は書くべき?
卒業論文のテーマは学歴ではありませんが、応募企業の業種・職種に関連がある場合にはアピール材料になり得ますから、記述してもよいでしょう。
② 学歴にブランクがある場合はどう書く?
1、2年の浪人、留年であればマイナスに響くことは少ないため、履歴書で敢えて説明書きをする必要はないでしょう。
ただし、長期の休学や中途退学がある場合には、面接でも必ず質問されます。
あらかじめ履歴書に理由を記入しておくのであれば、前向きな回答を用意しておきましょう。
③ 企業退職後、大学に入学した場合は、新卒扱いとなる?
一概には言えませんが、年齢によっては、新卒扱いでポテンシャル採用する企業もあります。もしあなたが25歳未満ならば新卒枠での応募も可能な場合もありますので、検討してみることをお勧めします。
年 | 月 | 学歴 |
---|---|---|
2009 | 4 | 東京都立●●高等学校入学 |
2012 | 3 | 東京都立●●高等学校卒業 |
2012 | 4 | ●●大学〇〇学部▲▲学科入学 |
2016 | 3 | ●●大学〇〇学部▲▲学科卒業 |