転職回数が多いと応募書類に書くことがまとまらず、何をアピールして良いか分からなくなってしまうことが少なくありません。

ここでは転職回数が多く複数の業種に就いた経験を持つ方でも面接官に好印象を持たれ、面接に呼ばれる履歴書・職務経歴書の書き方を徹底解します。

転職が多い方の履歴書の書き方

転職回数が多い場合、すべての職歴を書くと読みにくい履歴書になってしまいます。

そのため、職歴欄には「入社」と「職務内容」のみを簡潔に書くことをおすすめします。

また、「短い職歴は省略しても大丈夫ですか?」という質問をよく受けますが、空白と見受けられる期間については必ず面接官から質問されます。

もし「空白期間にやっていたこと」を上手く説明できないのであれば、最初から記載しておく方が良いでしょう。

転職が多い方の職務経歴書の書き方

転職回数が多い方は職務経歴書を以下のポイントに注意して作成しましょう。

① キャリアの一貫性

異なる業種や職種に就いていても、それらには何か共通項があったはずです。

その共通項で成長することがあなたのキャリア形成上、必要不可欠だったと説明すれば良いのです。

真摯に仕事と向き合った結果、異業種にも就いたけれども大きく成長することが出来たと説明できれば好感度は高くなります。

② ステップアップしたことのアピール

転職が多く、異なる業種や職種に就いたことでどういうスキルや経験を積んで成長できたかをアピールしましょう。

③ 実績の明確化

数値で表せる実績をアピールすると、異なる業種でも真摯に仕事に取り組んできたことが伝わります。アピールできるほどの実績がない方は、仕事をする上で工夫してきた点をエピソードを交えて説明すると、どんな環境においても手を抜かずに頑張る姿勢が転職において評価されます。

④ 提供できる付加価値の明確化

あなたが応募先企業でどのように貢献することができるのか、また、これまでに培ってきたスキルや経験をどう活かしていくつもりなのかを説明しましょう。それらが明確で具体性が高ければ、企業はあなたを高く評価します。

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