高い技術を持つスペシャリストにとって、海外で働くことは実現不可能な夢ではありません。特にIT業界や金融業界は、国籍を問わず多くのスペシャリスト人材が求められています。
日本よりも技術的に進んでいる国で働くことには多くの学びがありますし、また、後進的な国の場合にはあなたの技能は日本で働く以上に高く評価され、重宝されることでしょう。
海外で働くには、いくつかの方法があります。
- 海外に進出している日系企業、または、外資系企業の日本法人に転職する
- 海外に住居を構え、現地で求人を探す
- 語学留学をしながら、現地で求人を探す
- 海外に渡り、SNS等を活用して、現地でフリーランスとして働く
- グローバル展開の転職エージェントで、働く先を決めてから渡航する
1の方法は給与や各種手当などの待遇面で、日本での採用という安心感があります。転職活動も国内で行うことができ、現職で働きながら転職活動が可能です。しかし、海外赴任の辞令を待つ形となり、海外で働く道のりは比較的長くなるかもしれません。その際は、この転職先で築いた実績やコネクションをもとに、さらなる海外求人を引き寄せることも視野に入れましょう。
2,3,4の方法は、一刻も早く海外で活躍したいという人におすすめです。語学力と実績、コミュニケーション力に自信があれば、働きたい国で住居を持ち(ルームシェアやホテル住まいでもOKの場合もあります)、そこを拠点に仕事探しをするのが、海外で働く最短ルートです。デメリットは、先立つ資金がある程度必要なことです。そして、無事に仕事が決まる確約はないため、リスクの高い手段といえます。
グローバル展開の転職エージェントは、海外で働く確実ルート
各国の求人情報を網羅している外資系の転職エージェントは、日本国内に生活のベースを持ちながら、海外求人に確実に出会える方法です。
勤務地は海外の場合も、日本の場合もあり、豊富な求人から「働く国」「働く条件」を比較検討しつつ選ぶことができます。また、エントリーに際しては、業界に精通するコンサルタントが付き、マッチングの成功をサポートしてくれます。コンサルタントの客観的意見は、転職活動にも大いにプラスになります。海外で働くことについても、さまざまな相談をすることができるでしょう。