より良い転職を実現するために，転職エージェントサービスを利用すべきかどうかお悩みではありませんか。企業から直接オファーが届くダイレクトリクルーティングや、LinkedInのようなビジネスSNSが注目を集める中、「転職エージェントを使う必要性はあるのか？」「そもそも人材紹介会社を使うメリットとは何か？」と疑問に持つ方もいるでしょう。
キャリアップの方法として数年に一度転職することが一般的な欧米諸国では、転職活動をしていない人でも、日頃から転職エージェントと連絡を取り、良い求人情報に対し高くアンテナを張っていることが少なくありません。
終身雇用が崩れつつある日本でも、転職エージェントの役割は年々重要性が高まっています。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、単に求職者の希望をヒアリングして、スキルや条件に見合った仕事を紹介するだけではありません。実際にはそれ以外にも多くのサポートを提供しているため、自身のキャリアゴールを実現するために、積極的に活用しない手はないでしょう。
そこで今回は、転職エージェントを活用する具体的なメリットを紹介します。転職エージェントを利用すべきかお悩みの方はぜひご一読ください。
転職エージェントを利用するメリット1： ゴールの達成に向けて伴走してくれる
自身のキャリアビジョンを達成するために、どんな会社にいつまでに転職を実現するか明確なゴールを設定し、その実現に向けて計画的に行動できている人は意外に少ないものです。
多くの場合は、「いつかこうなりたい」という願望はあるものの、何かと理由をつけて、行動を起こさないままです。そんなときに、コーチのような存在が身近にいれば、不安や悩みを解消しながら、行動を起こせるように背中を押してくれるでしょう。
キャリアアドバイザーは、正に転職活動におけるコーチと呼べる存在です。自分一人ではなかなか行動に移せないことも、ゴールの実現のために伴走してくれる人がいれば行動に移しやすくなるでしょう。
転職エージェントを利用するメリット2： 企業に対し条件交渉や調整を行ってくれる
自分で転職活動を行う場合、自己分析、応募先の選定、日程調整、条件交渉を全て一人で行う必要があるため、手間と時間を要します。それらを本業の合間に行なければならないため、準備や対策に十分な時間を捻出できない方も少なくありません。
その点、キャリアアドバイザーに相談をすれば、自分の希望条件を伝えるだけで、最適な求人を紹介してくれます。複数の企業との面接日程調整なども円滑に行ってくれるため、結果的に転職活動にかかる手間や負担を大幅に削減できるでしょう。
その他にも、給与交渉や入社日交渉なども、転職エージェント側が代わりに行ってくれるので、より良い条件の会社に転職が可能です。
給与交渉を成功させるコツはこちらもご覧ください。
転職エージェントを利用するメリット3： 履歴書や職務経歴書などの添削を行ってくれる
自分で企業に応募する場合、履歴書や職務経歴書を作成し、応募先に送る必要があります。企業ごとにフォーマットが指定されていることや、自己アピールのために内容の調整も必要なので使い回しもできません。
そもそも自分の強みや自己アピールをどのように書類に盛り込めば良いか、書き方に悩む方も多いでしょう。その点、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、あなたのこれまでのキャリアを棚卸ししながら、記載すべき内容をアドバイスしてくれます。
さらに魅力が十分に伝わるような内容に仕上げるために添削もしてくれるので、書類作成の手間や時間を削減しつつ、選考通過率の向上にもつながります。
転職エージェントを利用するメリット4： 求職者は無料で利用できる
パーソナルトレーニングやメンタルカウンセリングなど、何かの問題を解決するために誰かに相談やアドバイスを求める場合は費用が発生します。しかし転職エージェントに関しては、求職者側は無料で利用できます。
もちろん転職エージェントは非営利組織ではありませんし、キャリアアドバイザーもボランティアではありません。彼らの収入は、採用が決まった際に企業側から成功報酬として手数料から賄われています。
そのため求職者個人はキャリア相談から、求人の紹介・選考サポート・就職後のアフターフォローまで全て無料で利用できます。
転職エージェントを利用するメリット5： 各業界に精通しているため内情に詳しい
どのような業界や企業でも、良い面もあれば事前に知っておくべき注意点があるものです。しかし企業側は優秀な人材を確保するためにネガティブな情報はオープンにしたがりません。
良い面ばかりに気を取られてしまうと、転職後に想定していなかった事態に遭遇し、転職を後悔してしまうことになりかねません。その点、転職エージェントは各業界に精通したプロフェッショナルが担当しているため、業界や各社の良い面・悪い面も含めて内情を詳しく知っています。
希望する業界や企業がある場合は、事前にネガティブな情報も含めてしっかりと情報収集することが大切です。自分ひとりでは得ることが難しい情報も、転職エージェントを利用することによって事前に知ることができます。
転職エージェントを利用するメリット6： 非公開案件を多数扱っている
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、多くの企業の人事担当者や経営層とパイプを持っています。そのため、転職サイトなど一般的には公開されていない「非公開案件」を扱っていることも少なくありません。
とりわけ企業にとって採用は重要な経営戦略の一つです。極秘で進めている新規事業や企業戦略も、募集情報から外部に漏れてしまいかねません。そのため企業や特定部署では社内外に人事情報が流出しないように、特定の転職エージェントだけに情報を伝える場合があります。
特にマネージャー以上のポジションや、特定の専門スキルを活かして転職したい場合は、非公開求人から思わぬチャンスが訪れることもあります。選択肢を増やす意味でも、転職エージェントを活用するメリットは大きいといえるでしょう。
まとめ
ダイレクトリクルーティングサービスやビジネスSNSは、新しい採用手法として企業側も注目しています。しかし、人手不足が顕著な売り手市場の現在、採用には手間と時間がかかるだけでなく、自社の採用チームだけで候補者獲得競争に勝つことは非常に難しく、転職エージェントを活用する企業は少なくありません。
求職者はキャリアアドバイザーへの相談を通じて、自分でも気づいていなかった強みや価値を知ることができます。より良いキャリアゴールを達成するためにも、第三者の意見やサポートは非常に大きな力になります。
先が読めない時代だからこそ、自分自身のありたい姿をイメージし、明確なキャリア軸を持つことが大切です。キャリアゴールを設定するためのヒントはこちらもご覧ください。
もし、キャリア軸を上手く見つけられない場合や、日々の業務に追われてしまいキャリアゴールの達成が遠のいているなど、キャリアアップにお悩みの場合は、是非ロバート・ハーフのキャリアアドバイザーまでご相談ください。貴方の希望をお伺いした上で、最適なキャリアをご提案させていただきます。
