リーダーの役割には、関係者の様々なニーズを満たしながら、部下や、チーム、組織の目標を達成することが要求されます。
リーダーのビジョンや目標にチームの努力を向けていくには、対話や交渉、感化、説得が大切です
リーダーとマネージャー、また、リーダーシップとマネジメントのスタイルは別のものであるため、チームリーダーとマネージャーを混同してはなりません。
リーダーにも様々な種類がありますが、今回はそのアプローチやスタイルではなく、全体的なリーダーの役割をいくつかご紹介します。
リーダーの役割と責任
ビジョンを創り、共有する
- 将来を思い描き、明確な目標を定めるだけでなく、チームや個人それぞれが果たす役割の重要性を説き、ビジョンの説明を行います。
周囲を感化・鼓舞触発する
- 周りの部下の意欲を継続的に高めるために自ら手本となり、行動を統率する、リーダーの役割は、一人ひとりの実力を最大限に発揮させるべくそれぞれを奮起し、行動のもととなるものやモチベーションが何なのかを見つけ出すことです。
- 周りは、リーダーとそのビジョンを信頼し、戦略の遂行に協力して取り組みます。また、ビジョンを支持する他のチームメンバーのポテンシャルも導き出します。
コミュニケーション上手であること
- これには、聞く耳を持つことを明確にすること、戦略や、役割および責任を細分化すること、意図目標を明確かつ簡潔にすること、そして複数のチームと関係者との橋渡し役を担うことなどが含まれます。
未知のものをナビゲートする
- どのような試みにも、課題や、障害、不確実性が存在します。リーダーの役割とは、士気を保ちながら、方向性の転換を指示し、ツールやサポートを提供しつつこれらの試みのかじ取りをすることです。
先見の明を持つ
- 企業目標を見失うことなくチームを育て、将来の企業能力と生産性の向上に投資します。先を見て急速に変化する世の中に対応します。
複数の関係者、ニーズ、価値観の間で協力する
- 一人ひとりが持つ価値観、文化、労働倫理、夢などの多様性は大きな強みですが、対立の原因にもなり得ます。様々な知識や考え方、経験等を最善の形で活用することがリーダーの役割です。
忍耐を実践する
- リーダーはがその役割において常に沢山のことをこなしています。複数の関係者や、ニーズが存在し、絶えず変化が起こりうる見通しもある中、リーダーの役割とは、全体の目標を達成するためプロセスを管理しながら、周りに共通の理解を持たせつつ、関係者や、リソースがどのように貢献出来るかを時間をかけて見極めることです。
コーチングとメンタリング
- リーダーは周囲の人々が確実に成功を収めるために正しい方向へ導くことだけでなく、新たな結果を得る手助けをすることにも重きを置いています。あらゆる障害を克服するために、支援し、導き、耳を傾け、問題を解決し、助言します。
精神の強さと打たれ強さを持つ
- リーダーであり続けるには、労力とスキルに加え、謙虚さと誠実さも肝心です。学習・開発を継続し、成長し続けなければなりません。リーダーは、公私の分け隔てなく、経験や能力を組み合わせる必要があります。
柔軟性を持つ
- 計画や戦略を進めるにつれ、修正を要する場合や予定通りに進まない場合があることを理解し、手遅れになる前に対処します。ミスを認め、必要に応じて修正処置などを取ることができるのがリーダーです。
常に学び、フィードバックを取り入れる
- 人として、また、働き手、リーダーとして成長するためには努力し続けなければなりません。そのためには、新しいスキルや顧客・企業のニーズを学び、部下の理解に努め、周りからのフィードバックを活用します。
上記以外にも、コーチングの提供や優れたコミュニケーターとなることなど、多くの役割と責任がありますが、概してリーダーの役割とは共有したい方針と価値観をチームに浸透させることです。
リーダーの役割をより詳しくお知りになりたい方、または優秀なリーダーの採用をお考えの方は、今すぐ弊社までご連絡・ご相談ください。