面接まで至るものの、内定が出ない…と、悩んでいませんか。転職活動にかける期間で最も多いのは、6カ月以上です。長い人では1年以上、仕事のない期間を過ごす人もいます。決して焦る必要はありません。
なかなか転職がうまくいかない理由の一つに、その求人が欠員募集のためであることがあげられます。前任者のスキルに合わせて採用要件が設定されていると、実際には申し分のない人も「スキル不足」と判断されて不採用となる場合があります。
さらに求職者側の問題として、以下の5つがあげられます。
1. 第一印象が良くない、ビジネスマナーが身についていない
挨拶ができていない、服装がふさわしくない、元気がない、笑顔がないなど、対人印象やコミュニケーション力、ビジネスマナーが理由で不採用になるケースです。
2. 転職理由や志望動機をうまく話せない・矛盾している
転職理由と志望動機は一致していますか? 例えば、転職理由が「幅広いスキルを身につけたい」なのに、志望理由が「専門性を伸ばせる」では矛盾があります。しっかりと準備して、一貫性のある受け答えを心がけましょう。
3. 会社や仕事内容を調べていない
その会社の強みや競争力について調べ、企業の成長に自分がどう貢献できるかを語れていますか? 企業研究ができているかどうかで、意欲のあるなしが判断されてしまいます。
4. 即戦力として役立つ実績や経験がアピールしきれていない
3に通じることですが、その企業が求めているスキルを把握できておらず、また、自分の強みを整理しきれていないために、実績・経験のアピールがアンマッチになっている可能性があります。
5. 話が長く、質問に対する答えがズレている
面接時の鉄則は「結論ありき」です。過去の仕事・実績を長々と語らず、質問に端的に答えましょう。自己PRだけでなく、その企業とどんなビジョンを共有できるかの話も忘れずにしましょう。
転職サイトではなく、転職エージェントを活用してみる。
1~5の悩みを解決するために、転職サイトでなく、転職エージェントを活用してみましょう。
転職エージェントは、コンサルタントが事前に面談をし、あなたの価値観や経験、希望条件、過去の実績などを引き出してくれます。あなたの市場価値や競争力を客観的に判断した上で、最適な求人を紹介し、面接のアドバイスもしてくれるため、ミスマッチが起こりにくくなっていります。
コンサルタントの目を信じて、転職エージェントに託してみるのもおすすめです。