採用担当者が郵便で履歴書を受け取る際に最初に目にするのが封筒です。
そして、ほとんどの採用担当者は、これまでに、転職応募者の履歴書を何十回または何百回と見ている経験があり、受け取った封筒で気分を害して書類選考を突破できないということも珍しくありません。
あなたが面接に呼ばれるには、封筒の表面と裏面のどちらも好感が持てる体裁で書かれてあることが必要となるでしょう。
ここでは、採用のプロが、履歴書送付時の封筒の書き方、を、表面と・裏面もの両方をあわせて徹底して解説していますのでぜひ参考にしてください。
履歴書送付用封筒作成時の裏表面記載事項で注意
弊社の案件では、封筒の裏表に印刷を指示し、正しく履歴書送付用封筒を作成できる程度のパソコンスキルが求められる為、手書きでの封筒作成を推奨していません。
他の応募者が印刷した封筒で応募しているのに、あえて手書きのものを送付すると、「この人はパソコンスキルが低いのでは?」と悪印象を与えてしまいます。
必ず、パソコンを用いて作成する様ように心がけましょう。
履歴書送付用封筒への記載事項、表面裏面の見本
履歴書・職務経歴書・レジュメ送付用封筒は白色のA4サイズのものを用い、書類が折り曲がらない様ようにして送付することが鉄則です。
封筒の表面・裏面で以下の位置に情報を印字する様ように心がけましょう。
表面:
- 縦書きで封筒の右上端5cmくらいの場所から応募先企業の住所を明記
- 横書きで封筒の中央上部から2cmくらいの場所に郵便番号を明記
- 郵便番号の下5cmくらいの場所に応募先企業名を省略せずに記載
- そのすぐ左に「御中」をつけて部署名を書く
- 担当者の名前がわかれば「様」をつけて部署名の真下に書く(この場合、御中は書かない)
- 左端の下部に赤字で「応募書類在中」と記載し、赤枠で囲む
裏面:
- 左端から3cm中央部のやや上あたりにあなたの郵便番号を横書きで記載
- 郵便番号の1cm下あたりに縦書きであなたの住所を記載
- 住所の真横に住所を書き始めたところから3cmほど下にあなたの名前を縦に書く
- 応募書類封入後は、封印を忘れずにしましょう。