いつも以上に綿密な準備が必要とされるのが、英語でのプレゼンです。全体を構築する前に、まずはプレゼンテーション・スピーチに与えられている時間を確認しましょう。
例えば10分間であれば、心地よい時間配分は以下のとおり。
オープニング(序論):1分
本文:8分
クロージング(まとめ):1分
話すスピードは、1分間に100単語程度(子どもに話しかけるくらいにスピード)が上限といわれています。
【オープニング】
Did you know that~?/~であることをご存知でしたか?
聴衆への問いかけから始まるオープニングです。プレゼン内容に関連する数字やニュースを取り上げ、関心を誘います。
When I was young, ~/私が小さかったころ、~
昔話から始めるオープニングです。自己紹介を兼ねられ、話し手へ関心を持ってもらいやすい冒頭フレーズです。
I just found out that ~/~であることを、たったいま知りました。
「私は自分があがり症であることをたったいま知りました」など、ジョークを織り交ぜると場がなごみます和みます。
【クロージング】
You have been a very attentive audience, thank you./積極的にご清聴頂き感謝いたします。
聴衆の姿勢について、感謝を伝えるフレーズです。一体感のあるプレゼンだったことを印象づけます。
Thank you all for listening. It was a pleasure being here today./ご清聴ありがとうございました。お話しさせて頂けて光栄です。
感謝をスマートに伝えるフレーズです。
I have three points to cover. First…, then…, finally…
「今日のポイントは3つあります」と、全容を3つに分け、最初にテーマを提示して興味を引き付けます。
This brings me to~
「つまり、要するに」と、ところどころに話題をまとめるフレーズを入れると、緩急がつきます。
Can you guess why~?
「~はなぜだか推測できますか?」と質問を投げかけ、プレゼンに集中させます。